2009/12/16







12月12日は聖母グアダルーペの日。Peregrinaciónといわれる深夜の巡礼をするために、世界最大のクリスマスツリーを望みながら深夜にレフォルマを出発して、グアダルーペ寺院を歩いて目指す。歩いて3時間の道すがら敬虔なメキシコ人からコーヒーとトルタをもらう。この日ばかりはマラソンのごとく親切に給水・給コーヒー・給食の大盤振る舞いがなされる。寺院が近づくと信じがたい数の人に阻まれ、1時間以上ほぼ動きが取れない。チアパスから1000km以上歩いてくる人もいれば、自転車やデコ・ビシタクシーでやってくる人もいる。ときおり膝で歩く人もいて、とても辛そうだ。グアダルーペの肖像をもって、あるいは仏壇?を背負ってくる人も多い。信心のかけらもない僕は立ち尽くしているだけで大変なのだが、見かけによらず信心深いメキシコ人は深夜でも元気だ。
明け方まで続くミサをみて帰途につくと、体力尽きて道で眠る人が何千人といる。冷たく固い地面で眠る彼らはそれが本望のようだ。バスもなくタクシーに乗ると、運転手は程なくしてスピードを落とす。パンクだという。かなり危ない夜道でジャッキアップして直すも、スペアタイヤの空気が抜けていて、仕方なく立ち寄った修理屋で空気を入れると爆音とともに再びパンク。普段なら強盗に遭うような地域で戦々恐々としてパンクしないタクシーを求めた。不信心が祟ったか。